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2018年4月17日火曜日

プロセスと最終形

ご報告が遅くなりましたが、
3色使いのK様の切替カーテンの縫製指示書です。
左には各色の寸法、
右には生地品番と要尺、メーカー名と生地巾・リピート。
それぞれの位置に、受け手が見やすいように書いています。
最初の頃はこうした情報の位置もバラバラでした。
少しづつ自分なりに改良しながら、
今の書き方に至ります。
最終形だけを見れば普通の指示書ですが、
それぞれの位置や書き方には、意味があります。
K様とお打ち合わせをした3色の配分と同じかもしれません。

2018年2月25日日曜日

S様も順調に


こちらはS様の発注書です。
発注をしたら斜線を引き、
取引先から納期返信が来たら、そこに日付を書き込みます。
斜線が日付で埋まれば全てOKということになります。
その横に日付の左横のチョンチョンというマークは、
明細書と発注書の記載が間違っていないかというスタッフのチェック。
カーテンの縫製仕様やメカ物の部品色や操作位置など、
細かな内容を確認しています。
商品は明日、全てが揃いますので、
ここで再度チェックをして水曜日の工事当日を迎えます。
S様からは
「カーテンは自分が好きなインテリアショップで
揃えた方が良いかなと思ってましたが、
来てみて本当に良かったです」とお褒めの言葉を頂きました。
ご期待に添える仕上がりになるよう、
お店の裏側でもキッチリやります。

2018年2月11日日曜日

確認作業の工夫




K様の最終チェックをしています。
当店では撮影した現場写真は全てグループウエアに入れています。
どこでも気軽に見れる、ということもありますが、
大事なのはスクロールして見れること。
お客様との打ち合わせにも便利ですし、
複数の写真を同時に見ることが出来ます。
最も大事なのは、いつでも気軽に見れること。
パソコンのフォルダーに入れてしまった写真は、
見る動作の面倒さから躊躇してしまう可能性があるからです。
「必ず見るように心がける」のではなく、
「いつでも気軽に見れる」ようにしておくことが
確認作業を怠らないことに繋がります。



もう一つの確認作業はシェードの柄と仕上がり寸法のチェック。
麻のカーテンは歪みがでるので、
シェードの場合は要チェックです。
線に沿うような仕上がり幅にならないか確認しますもちろん、
こうした点は事前にK様にもお伝えしてあります。

そしてここで作業は一旦終了して、別の仕事へ。
少し時間を開けてから発注作業に入ります。
時間を置くことで、その時には気づかなかったことに
気づくことがあるからです。
「気を付ける」ことは大事なのですが、
その意識にちょっとした工夫を加えることで、
ミスのない仕事に結びつけるようにしています。


2018年2月4日日曜日

重ね具合と積み重ね


Y様の発注をしました。
こちらはシェードの発注書。
一番右に書いてあるのは生地を折り畳むピッチです。
通常は20cm(10cmの往復)ですが、
丈が短い窓の場合は15cmにします。
それにより窓とのバランスが取れるからです。
お客様は気づかないようなちょっとしたことですが、
そういうことの積み重ねで全体がきれいに仕上がります。

2018年2月2日金曜日

オーナーも書式もいろいろです

昨日は定休日でしたが、
家にパソコンを持ち帰ってひたすらお仕事。
一日ちゃんと休みが取れるのは月に1日あるかないか位でしょうか。
以前、そんな話をふとお客様にしてしまったら、
「サイトーさん、そんなブラックなとこ絶対やめた方がいいです!」
と言われてしまいました(笑)。
以前から薄々気づいてはいましたが、
多分私は店のオーナーには見えないタイプなのなのだと思います(苦笑)

さて、話は変わってこちらはS様の発注書。

品番も無ければフック位置の指定もない、
一見発注書には見えない書式ですが、
こちらはクリーニング用のものです。
箱に入れて発送した生地と指示書が一目見て分かるように、
ドレープかレースか、どんな柄か、何色かという内容を書いておきます。
また、素材が分かるものはそれも書きます。
オーナーもいろいろ、書式もいろいろです。



2018年1月9日火曜日

肝心なところは忘れませんが


メカ物だけでも25台というS様、
台数が多いので確認点や注意点なども多岐にわたります。
少しでも分かりやすいよう
窓のサムネイル写真を入れた一覧表をお作りしたり、
時には設計士さんとお話しして網戸の種類を変えて頂いたりと、
熱量も情報量も薄まらせずにお打合せをさせて頂きました。
発注書も一つ一つ、何度も確認しながら慎重に進めております。
採寸表を何度も見ていたので、
窓の寸法も、ほぼ全て記憶しました(笑)。
我ながら記憶力は衰えていないようです。
今日は月曜日だと思っていましたが(苦笑)



2017年9月11日月曜日

N様発注しました


シェードの幕体(生地のみ)交換は当店で多いお仕事の一つ。
シェードが一般化してから付けられた方が、
ちょうど掛け替えの時期に来ているのだと思います。
今回ご注文を頂いたN様もそうでした。
採寸は寸法だけではなく、
スワッグ数やメカの種類、操作位置も確認します。
操作位置を確認するのはウエイトバーを入れるための
開口部の位置と関係するためです。

そしてもう一つ。
掛け替えの時に確認するのがリングテープのピッチ。




















今は20㎝が主流になりましたが、 当時は15㎝でした。
幕体交換はチェックすることが色々とあります。

2017年7月25日火曜日

宮殿作りスタート



宮殿をイメージしたバランスは、
上部にモールディングをイメージした
トリム付きのフラットバランスを付け、
タッセルも敢えて共布に。
ヒアリングの際にE様からお聞きした言葉を
思い出しながらデザインしました。
これまでの色々なことが一つに繋がっていく
不思議な感覚を体験しました。
「お話ししていて、きっと分かって下さってるって思ってました」
最高の誉め言葉です。

デザイン画はそれぞれのパーツに分割され、
縫製指示書としてアートケイさんに送られています。
ゴトー君と細部の詰めをしながら、
キッチリと仕上げていきたいと思います。





2017年7月11日火曜日

S様施工指示書

ナビが壊れました。
エアコンが直った翌日になんなんでしょう。
このままだと最後は運転席の床が抜けて、
靴で道路を擦って止まって、
「俺たちは、天使だ!」という流れでしょうか。
多岐川裕美が間違いだらけの読唇術で混乱させるおまけ付きで。

さて、気落ちしている場合ではありません。
今日はS様のクロス工事の施工指示書を書いています。


各お部屋の天井と壁の品番を書いた一覧表、
それ以外に施工の順序や注意点、、
吹き抜けの天井高や現場の状況を書いたもの、
そして図面の計3枚。
自分が施工するわけではないので、
分かりやすく簡潔にまとめる必要があります。
逆に、書いてしまうと誤解のもとになるので、
現場で説明するために敢えて書かないことも。
施工指示書を書くのは、とても気を使う作業です。
「運が良ければ…」ではダメなのです。
(誰も分からないオチ)





2017年6月25日日曜日

レールの取付高さ




















S様の仕様書を書いています。
悩んでいるのはレールの取付高さ。
私たちカーテン屋が付ける場合、
同じ部屋のレールの高さは揃えるのが基本です。
でも、窓の高さの違いが大きかったり、
高さを変えるとビスが効かないケースなどは例外。
そして、S様の現場は後者です。
1間窓で外寸幅1510㎜の場合、
柱にビスを付けるのは難しくなります。
その場合は下地を使いますが、
そうすると同じお部屋の別の窓のレールの高さが
窓に近すぎてしまいます。
色々な取付パターンを考えての結論は、
リビングの誤差は小さいので床からの高さを合わせる、
2階は窓枠からの高さを合わせる、という取り付け方。
レールの取付には意外と専門知識が必要なのです。

2017年6月24日土曜日

F様発注しました

F様の発注をしています。
お部屋のテイストや窓のサイズや位置などから候補を決め、
最後に絞られたのは2つの生地でした。
そして決め手になったのは、
小さなお子様がいらっしゃるF様ご家族の暮らしが
今よりもっと楽しくなるような、
そしてそんな雰囲気に合った生地であること。
カーテンはお部屋だけではなく、
そこに住む方に合っていることがとても重要だからです。
そうして決まった生地は、
いつも通りアートケイさんがキレイに仕上げてくれます。
今回は、窓サイズを意識して裾を極細の折り返しに。
連窓であることを意識して、
ヒダピッチの調整をお願いしました。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2017年6月21日水曜日

Y様発注しました



寝室用に遮光カーテンをご購入頂いたY様。
裏ラミネートの生地ですので、
通常のカーテンとは違い
ジョイントの縫い目が出ない方法でお作りします。
普段は全く分かりませんが
西日を遮る使い方をされますので、
ミシンの針穴の連続が見えてしまうのは
やはり気になるところです。
生地やお部屋や使い方によって、
カーテンの作り方も色々です。

2017年6月9日金曜日

N様の生地、出荷しました

N様の主寝室の生地が入荷しました。
本日、当店からアートケイさんへ出荷します。
柄位置の件は発注書とは別に詳しく書いてFAX済み。
週明けに改めてご相談を致します。

2017年6月5日月曜日

メカ物の発注

S様の発注をしました。
ブラインドやロールスクリーンなどの、
いわゆる「メカ物」を発注する際の私なりの約束事は、
取付高さではなくチェーン(コード)の長さを書くことです。





















取付高さを書くとメーカーさんの基準で出来上がってきます。
でもこの寸法はあくまでも、
どのような場合でも問題が生じない最大公約数的な基準です。
そのため、それぞれの現場や家具の配置、
お客様の身長などによっては不便になるケースもあります。
ちょっとしたことですが、大事なことです。



2017年6月4日日曜日

T様のシェードメカ


T様のシェードの発注書です。
上の段はリビングのシェード。
クロス巻込みの窓に天付けしますので、
標準のホワイト色を使います。
下の段は寝室です。
深い紺色のクロスに正面付けしますので、
こちらはブラウン色のメカを使います。
厚地のシェードは上げておくことが多いので、
白だとチェーンが目立ってしまうからです。
プランも考え抜きましたが、
こうした細部もきっちりと指定してお作りします。
するい¥

2017年5月31日水曜日

S様カフェカーテン



ご報告が遅くなりましたが、
厚木市のS様も発注が完了しております。
こちらは玄関に付ける上部一体縫製のカフェカーテン。
カントリーチックな麻の刺繍レースと
細かなギンガムチェックのバランスという
とってもかわいい組み合わせです。
きっと良い感じに仕上がると思います。
出来上がりを楽しみにお待ちください。

2017年5月15日月曜日

柄合わせの位置を変える


厚木市のA様のカーテンの発注書です。
前々回のブログでご紹介したH様同様、
山数と山ピッチをご相談しながら仕様を決めました。
寝室に掛ける北欧生地は、
柄の大きさ、特徴を考慮して頭で柄合わせ。
通常は裾で柄合わせをしますが、
それはあくまでも一般的なオーダーカーテンのルール。
生地の特徴を窓に活かすことを考えると、
作り方は様々です。
そして、そうしたことも含めての「オーダー」なのです。


2017年5月13日土曜日

スタンダードの難しさ



この仕事をしていると、同業者さんは皆どうしているのだろう?
と 思うことがあります。
ただ付けるだけ、ただ掛けるだけという現場はほぼ皆無で、
何らかの計算や工夫が必要です。

掛け替えでご購入頂いた伊勢原市のH様のリビングには
カーテンボックスが付いていました。
でもやはり、ただ掛けるだけではありません。
2つの掃き出し窓の内、一間半の窓は巾数の変わる境界線、
一間の窓は余裕があります。
一間の窓とバランスを取って最小限のはぎ足しをすれば計算上は良いのですが、
カーテンの場合、あまりにも小さな「はぎ足し」は美しくないのでやりません。
では多めに足すか?
そうすると山高か山ピッチが変わります。
ボックスの奥行きが浅いので山を高くすると擦ってしまいます。
山ピッチを変えると一間の窓とバランスが悪くなってしまいます。
そこでアートケイさんに相談します。
「この生地巾と巾数で、この仕上がり寸の時に山高を〇〇㎜以下にした場合、
2つの窓が見た目上違和感のない山ピッチにすることって可能ですか?」
で、バッチリありました(アートケイさん凄すぎ!)。
結果的には巾を足さずに作ることでお安くもなりました。

たまに取引先さんに「ねえねえ、みんなどうしてるの?」って聞くことがあるのですが、
だいたいの場合、「いや~、どうなんでしょう…」と言って苦笑いされます。
もしかして「そんなことしてるのアナタだけですよ」って突っ込まれてるのだろうか?

2017年4月22日土曜日

K様 発注しました


K様の麻のカーテンも、既に発注が完了しております。
レースの裾処理は、極細の折り返しの仕様。
麻(リネン)のように安定しない生地をジョイントして作るのは難しいので
一般的には避けたいところですが、
いつもきれいに作ってくださるアートケイさんの技術力に頼ります。
今回はそれ以外の部分でも色々とご相談をしました。
素敵なリノベーションの最後の仕上げですので、
ご期待に添えるものになるよう、慎重に進めます。

2017年4月1日土曜日

S様 生地入荷日確定しました


スウェーデンから来ますので厳密には「予定日」ですが、
厚木市のS様の生地が8日に日本に入荷します。
そこからシェードの製作に入りますので、
完成は4月半ば過ぎの予定です。
入荷の確認が出来ましたら、ご連絡致します。