2016年4月13日水曜日

サンクスレター

今日のブラインドの工事を以て、メカ物月間も一段落。
(メカ物=ブラインドやロールスクリーンなど)
後はこわ~い請求書を待つのみです(苦笑)。
この間、ご注文頂いた全てのお客様にもそうなのですが、
当店ではメカ物の勧め方にルールを設けています。
まずはメカとしての完成度。
アフターの発生率が低く、お客様がストレスなく使えるものであること。
この判断を正確に行いたいので、
日頃から各メーカーの商品についてマニアックなほどに調べています。
それが販売店としての義務だと思うからです。
ただ、それだけを優先しすぎるとお客様の作りたいインテリアが
出来ない場合があります。
そんな時はご説明を加えた上で、他メーカーさんのものをお勧めします。
全ての現場、そしてメカ物が付く全ての窓には、
当店なりの明確な意味があり、
営業さんと気が合うとか取引条件が良いとか、
そういう基準で販売することはありません。

でも、こうしてお客様と選び抜いた商品が最後の最後で
苦笑いで終わることが多いのです。
それは保証期間の話をする時です。
『一つご注意頂きたいのが保証期間なのですが…』で始まり、
『ここに保証期間は3年と書いてありますが、実質的には1年でして、
ここを読んで頂くと書いてあるのですが、消耗品は1年になっています。
こうした商品の場合、何か起きる時は動く部分ですので、
ここだけお間違えないようにご注意ください』
そうご説明すると大抵のお客様は
『なんでこんな誤解を招くような表現がしてあるんですか?』
と聞かれます。
こういう手法は見かけませんので、もっともだと思います。
色々な過程を経て決まったお客様にとってはオンリーワンの商品。
その信頼を寄せたメーカーが、誤解を招く表現をしていることに対して、
お客様は苦笑いをされるのです。
私もいつも、この瞬間がとても憂鬱です。

どうかもう一度、各メーカーさんには、
この表現方法について検討して欲しいと思っています。
お客様が、自分の選んだ商品はこれで良かった、
そんな商品を作っているメーカーがあって良かったという印象で終わるように。
保証書って、メーカーさんからお客様への感謝の手紙であるべきだと
私は思っています。


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