2014年6月29日日曜日

サンプル手配中

今週から来週にかけて、新しいサンプルが続々と入荷します。
色鮮やかな綿プリントのストライプ。
これだけの多色使いでくどく感じないのは綿だからこそ。
ここ数年コットンライクなポリエステル生地も多くなりましたが、
やはり本物の綿にはかないません。
 
最近流行のエスニック調。
こちらも綿です。
既に2つの現場にお納めしていますが、
長めのサンプルをご用意します。
 
ナチュラルな風合いのレースと、
僕が一目ぼれしたクラシカルなオパールレース。
 
 
高密度の先染めジャガード。
こちらも一目ぼれでした。
 
これからの季節にピッタリの涼しげなドレープ。
ナチュラルなお部屋にピッタリです。
お手頃価格のシリーズでのご提供です。
 
これら以外にも、たくさん入荷しますのでお楽しみに!
 
 
 
 
 
 
 

 
 


2014年6月28日土曜日

バストーク

僕がいつも通り深夜に帰宅してお風呂に入ると、長男がいつもトイレに起きてきます。
僕がいつも通り『ただいま~』とドアを開けて声を掛けると、
長男もいつも通りドアを開けて『お帰り~』と答え、
用を足し終わるといつも通りお風呂の前に立って色々な話をしてくれます。
それは友人との悪ふざけの話だったり、ネットで見た面白いネタだったり、
学校の先生がむかつく話だったり、話す内容は色々です。
無いのは色恋話くらいで、これは僕の息子だから仕方ない(苦笑)。
先日は高校3年生らしく進路に悩んでいる話でした。
『お父さんはさあ、俺が将来何になるか興味あるでしょ?』と聞くので、
僕はちょっと困りつつ、『う~ん、ごめん。あんまり興味ない』と答えたら、
『ちょっ!親でしょ(笑)、興味持とうよ』って言うので、ちょっと真面目に答えました。
『お父さんはさ、君がどの会社に入るとか、どんな職業に就くかは正直あまり興味ないんだ。
公務員でも良いし職人さんでも良いし、サラリーマンでもいい。大きい会社でも小さい会社でも良い。それはさ、給料が多いとか少ないとか、他人からみて自慢できるとかそういうことであって、君自身とは関係ないことだから。気になるのは君がどんな社会人になるか、なんだ。誰かの役に立てたり、誰かを幸せにできる社会人になれるかどうか、それはとっても気になる。
お父さんの周りにも色々な仕事の人がいるけど、素晴らしいなって思う人は会社の規模や職業じゃなく、その人の仕事への向き合い方が素晴らしいんだよ。だから会社や職業は何でも良いんだ。気になるのは君がそういう社会人になってくれるかどうかなんだ』
息子はちょっと困ったような顔をして『う~ん、ちょっと分かんないよ』って言ってました。
まあ、そうだよね。
でも、高3の春に父親を亡くした僕にとって、同じ時期の息子とそんな話を出来たのは、
ちょっと嬉しかったりしました。
さて、今夜もあと少しで12時。
深夜って人を素直にさせるから良いよね。

Y様発注しました


2か月間のやりとりの後、最終内容が確定したY様の発注をしています。
傍から見ていても感心するほど、スタッフ田中がプランを考え続けていました。
窓の数や構成、位置関係、エアコンとの関係など、納め方も難しく、
プランが変わるたびにチェックした採寸表にも書き込みでいっぱいになりました。
お客様も色々と悩まれて大変だったことと思います。















ここから最後の仕上げですので、
Y様に喜んで頂けるようにキッチリと仕上げたいと思います。

H様発注しました


全室同じ生地の組み合わせを選ばれたH様の発注中です。
当店では色々なアレンジを加えるケースが多いのですが、
それはあくまでもお客様と現場と、当店の提案のマッチングの末に生まれるもので、
決して『まずアレンジありき』というスタイルではありません。
当店のスタイルを『他店との差別化ですね』と言う方もいらっしゃるのですが、
差別化という言葉も、あまり好きではありません。
それは販売側の視点でしかないからです。
私たちはお客様のために存在しているのであって、
私たちが生き残るためにお客様が存在するかのような考え方には違和感があります。
差別化するのなら、左右ではなく上を目指したいと思っています。
今回のH様の現場でも、当店でしか出来ない事をいくつか。
アートケイさんしかやってくれない、横ボーダー生地のタッセルの工夫もあります。
バッチリ仕上げますので楽しみにお待ちください。

2014年6月27日金曜日

H様木製ブラインド工事

最近はひたすら木製ブラインドを付けているサイトーです。
今日の現場はコチラ。
 
障子の入っていた窓に木製ブラインドを取り付けます。
ブラケットは溝を跨いで凹みの部分にビス穴が来て、
(凸面にビスを打つと割れてしまうので)
尚且つ窓枠のツラとバランスのツラが合う位置を計算して決めます。
 
今回の窓は取付面が一段下がっているので、
バランス上部と窓枠の間に隙間が出来てしまいます。
そこで、カチカチっとバランスを上方向にスライド。
バッチリ収まりました。
この方法は以前、某社の開発の方に提案したのですがあえなく却下されてしまい、
その後別のメーカーから出てきました。
特に言ってはないのですが、同じことを考えている人がいたんですね。
以前はL金具を使って調整していましたので重宝しています。
 
最後はカーテンレールが付いていた壁を補修して完了です。
壁の中で開くタイプのアンカーが使われていましたので、
ちょっとだけ叩いて壁に沈ませそれを土台にコーキングを塗ります。
デコボコ感のある壁紙なので同じような感じに仕上げます。
 
出来上がってしまうと、ただ普通に付いただけっていう取付が案外好きです(笑)
 

2014年6月25日水曜日

タッセル

縫製担当のart-k後藤です。

今回は特注品のタッセル。

縫い上げた時だけでなく、実際に使われるカタチでの確認。
内側・外側と生地が複数枚になるものを曲げていくのは、外周長さの違いによりどうしても難しい部分が。




社長とスタッフ、「あーでもないこーでもない」、と今日もがんばっておりました。




2014年6月24日火曜日

O様発注しました

一昨日、フェイスブックに3年前に納品したお客様から友達申請がありました。
間違えて押しちゃったのかなと思ったのですが、メッセージも届いていました。
こういうのって嬉しいですね。
先日は、5年以上前に納品したお客様が、私のお店を探してご来店くださいました。
先月は10年近く前に納品したお客様からもお電話を頂きました。
O様に納品したのも10年前です。
『車、レガシーから買い替えたんですね』
『そうなんですよ。家の外壁も塗り替えました』
『以前はベージュでしたよね?』
なんて会話から記憶力を誉められたのですが、
『間違った海馬の使い方をしてまして、重要な事は忘れてます』と言ったら笑われました(笑)。
 
写真はシェードの幕体交換の発注書です。
今は20㎝ピッチのリングテープが主流ですが、当時は15㎝でした。
前幕はそのままですので同じピッチでお作りします。
こちらは記憶ではなく現場チェック。
当時の仕様を考えれば当然なんですが、記憶に頼ってはいけない部分です。


M様シェード取付中

M様の工事中です。
既存のロールスクリーンを外してシェードを付けますが、
ビス穴が3つ開いていました。
カーテンボックスに縦型ブラインドが付いているので、
干渉しないように一番後ろのビス穴を使うと、一番手前のビス穴が見えてしまいます。
そこで木材用の補修パテで穴埋めしました。
取付をすることを私たちは『工事』と言っていますが、
感覚的には『納品』の方が近いかもしれません。

ゴールが見えてきました

プランニングも山場(←ずっと言ってる)を迎え、
残すところは1FのトイレのみとなったN様のプランニング中です。
ここで問題。
トリムの色が合わない………
もう一度全取引先のトリムを見て新たにサンプルを取りました。
仮に合ったとしても他の部屋との統一性もありますし、
合わないことも考えられますので、脳内ではネクストプランも完成済。
明日には最終プランが確定すると思います。
 
ちなみに写真は当店のトリムサンプル。
裏側にマグネットを付けた薄いアクリルシートにサンプルを貼ってあり、
それをマグネットボードにくっつけています。
スタッフが作ってくれたのですが、色々と試せて便利です。
 

K様採寸

平塚市にご新築中のK様の採寸に伺いました。
準防火地域の耐火基準の関係で滑り出し窓の仕様が変わっています。
耐火テストは型式一斉試験から全てのサッシを個別に試験する方法へ、
そしてカーテンプランに大きく関わるのが操作方法の変更です。
以前は押し出し式でしたが、今は写真のようなオペレーター式になっています。
窓の下に机やテレビボードなどが来る時は、この操作方法がラクで良いのですが、
カーテン屋としては窓内に商品が入らないのが悩みのタネです。
K様の場合は窓を覆う取り付け方がお勧めですので問題ありませんが、
こうした日々変化する住宅事情を知ることは、とても重要です。

2014年6月22日日曜日

N様最終打ち合わせ準備中

 
打合せを重ねた結果、スワッグバランスをご採用頂いたN様の
最終打ち合わせの準備をしています。
問題はトイレに付けるフラットバランスと合わせる無地の選定でした。
一見すぐ見つけられそうで、探すと全然ないのが輸入生地。
微妙な色使いに苦労しましたが、良い生地が見つかりました。
サンプルを取り寄せて最後の詰めに入ります。
良いものが出来るように頑張ります。

種明かし

ブログを読んで下さっていたことを知り、こちらでちょっと種明かし。
選んで頂いたのはオリーブ柄のこちらの生地。
 
まずは滑り出し窓のシェードの仕上がり寸を決め、
その位置で良い柄位置になるかどうかを確認しました。
出来上がったシェードがコチラ。
細いオリーブ柄を中心に両端の柄も切れない位置で決定。
これより1㎝広くしたかったのですが、
シェードのの端の折り返しの縫い代を取ると、
玄関のカフェカーテンに使いたい太いオリーブ柄が切れてしまいます。
それでもギリギリなので、生地の裾はメローロックで指示。
(ギリギリでなくてもその方がキレイですが)
もちろん、柄を横方向に使ってもおかしくないか、事前に確認してのご提案です。
上部を折り返して耳立て(上の部分のギャザー)を作ると
カーテンに使いたい細いオリーブ柄(最初の生地写真の端)が
使えなくなってしまうので、耳立ては裏のレースを上まで持って行き、
二つの生地が開くように縫製しました。
 
最後に余る両端の細いオリーブ柄はカーテンに。
スタッフ渡邉が熱心にご説明したアートケイさんの技術力でバッチリ仕上がりました。
本日はありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 

2014年6月21日土曜日

コーディネートアワード受賞

縫製担当のart-k後藤です。


やりました!
サンゲツさんのコーディネートアワード受賞です!

Apacheというコラボユニットで応募、大阪のdecoratorsさんがデザイン、art-kは製作を担当しました。

+PLANは関係ない???いえいえ。
お買い上げ頂くカーテンは、コンペ受賞クラスの縫製工場でお仕立て、ですっ

2014年6月19日木曜日

ブレードにワクワク

縫製担当のart-k後藤です。


他所ではあまり見かけないブレードの数々。
次は何が来る?と、結構現場ではワクワクです(笑

今日も綺麗に付いてますっ

2014年6月18日水曜日

M様発注しました

スタッフ田中が担当させて頂いたM様の発注をしています。
お店でのお打合せをして当店からご提案するまでの間、
私と田中で色々な話をしてプランを決めました。
『カワイイのがお好きでした』
『カワイイってどんなカワイイだろ?』
『う~ん……キュートという感じではなく、もっとこう楽しげな』
『候補生地もそういう感じだもんね』
『そしたら、この生地をこんな風にして…』
『ちょっと違うような…』
以下延々と続く…
みたいな感じです。
お客様の事を思い出しながら、色々な話をしました。
そして田中のご提案通りでOKを頂くことが出来ました。
細かな縫製指示も多く、発注には時間がかかりましたが、
アートケイさんがバッチリ仕上げてくれると思います。
M様、楽しみにお待ちください。
 
 

2014年6月17日火曜日

休憩中

















私たちの仕事は細かい計算をひたすら繰り返すので、
続けて机に向かうのは2時間位が限度です。
で、まあその合間に夜食を食べながらネットを見たりするんですが、
最近、大手不動産サイトを見ることにはまっています。
それも条件を1億円以上にした中古の戸建て住宅です。
本当にすごい家が目白押しで、楽しいやらため息がでるやら(笑)。
3億5000万の8LDK!とか、もう言葉もでません。
よせばいいのにローンシュミレーションとかやってみて、
興味本位で自分の年収を入れてみると
「収入に対してのバランスが悪いです」とかご丁寧に出てきて、
『知っとるわ!』と画面に向かって突っ込んだりします(笑)。
困るのがネットを開くと、画面の一部にその広告が出てくるようになっちゃったこと。
高級物件が、『ホレッ!これはどうだ!』『次のこれはどうだ!』って出てくるんです。
その10分の1でも買えませんってば(苦笑)

2014年6月16日月曜日

プロ向けの話です

縫製担当のart-k後藤です。


写真は柄位置重視でパーツとして切り分けられた生地。

スタイルカーテン、というとICさんの方が得意・・・?そんなイメージもありますが。
・・・縫製屋としての意見ですが、カーテン屋さんの方がより高度なスタイル物に強くなれる条件が整っています。

違いはスワッチサンプルのみか、大きな生地現物が手元にあるか、です。
組合せ・センスというものはもちろんありますが、より高度な構造上の理解をした上での発注をすることは専門店さんが絶対有利だと思います。

今回+PLANのお客様でお仕立てするものも、その専門店さんの強みを十分発揮しています。

単純に専門店さんの方が上という話ではないですし、その条件下でも綺麗に(コスト面も含め)まとまったスタイルカーテンを発注される凄腕のICさんもいらっしゃいますけれど。

突然ですがこちらを読みにいらっしゃる専門店さん向けのお話でした。
突き詰めていくと圧倒的に有利・恵まれている部分もあるんですよ。

2014年6月15日日曜日

K様発注しました















K様のカーテンとタッセルを発注しています。
最初のご来店時で生地は決まっていましたが、
担当のスタッフ田中がもう一度、
K様からお聞きした家やお好きな生地のイメージを思い出しながら
生地をいくつかご用意しました。
そんな中で気に入って頂いたのが純和風な淡い紫の生地。
リビングには和服の帯のイメージでタッセルに、
続き間の和室にはシェードで使います。
ロープはお打合せ通り、写真より細い物を使用し、
本体も帯のようにキュッと縛る長さで製作します。
古民家風のお部屋に素敵に映えると思います。
楽しみにお待ちください。

2014年6月14日土曜日

H様採寸


巷はワールドカップで盛り上がっているようですね。
僕は早起きできない程度のオランダファンなので
開幕を楽しみにしていました。
強いところに強く、弱いところに弱いこのチームらしい初戦の勝利でした。
そろそろお家芸の内紛が始まる頃で、
突然『俺が10番付けたい』とか言い始める者が出てチームが喧嘩状態になり、
まさかのチームにコロッと負けたりします。

さて明日の午前中はH様の採寸です。
出産を控え、早目のご来店で生地をお決めになりました。
現場でのお打合せもできませんでしたが、
その分じっくりとお店でプランニングをさせて頂きました。
キッチリと採寸してきます。


2014年6月13日金曜日

請け負うということ

縫製担当のart-k後藤です。


工場に立ち寄られたサイトーさんの背中。


縫製屋は請負屋です。

うちに限らず、本当に請け負っているのはお客様に対する”キモチ”なんじゃないかなと、そんな事をふと思った風景。

浜松パーキング


浮谷東次郎が『がむしゃら1500キロ』を書いたのはいつだろう。
自宅に着く頃にはトリップメーターは1100キロくらい。
本になるような旅ではなく、
あくまでも取付工事と出張ですが、
色々な方とお会い出来て中身の濃い二日間でした。
明日からまた頑張ります。
さて、あと170キロ。


大阪

取付工事の後、大阪の取引先を二社周りました。
この辺りは繊維関係の会社が集中していて、訪問した二社も歩いて移動です。
良い感じのプリントと刺繍レースを
見つけました。
近々お店に並ぶ予定です。

2014年6月12日木曜日

名古屋に居ます

今日はスタッフと一緒に新たに創設される窓装飾プランナーという資格の講習会を受けに東京へ。
厚木に戻って解散した後、私はそのまま高速に乗り、今、名古屋に来ています。
明日は朝一で大阪で取り付け工事。
大阪まで行くのはちょっとキツく、かと言って当日に出発するのも大変ということで途中まで。

余命半年を宣告されたお父様に幸せな新婚生活を見せてあげたいと、
カーテンの依頼を受けたのが五年前。
ご家族ぐるみでお付き合い頂いていたので、お父様との思い出もたくさんあった私は、
当時の勤務先に黙って大阪まで採寸に行こうとしていました。
お客様は採寸できませんし、お父様に変なカーテンを見せるわけにはいかないと思いました。
でもやっっぱりバレて(笑)、上司から忠告されていたにもかかわらず強行して、
戻ってきた時は色々大変な目に会いました。
人の死は最も守るべきプライバシーですので会社にも言えませんし、
言ったとしてもOKは出なかったでしょう。
でもそれから半年後にお父様が亡くなったその翌日に『父がカーテン素敵だねって褒めてました』ってメールが来た時は行って良かったと思いました。

明日は、新しくこの世に誕生した女の子のカーテンを付けに大阪へ行きます。
感慨深いものがあります。

2014年6月11日水曜日

臨時休業のお知らせ

本日、研修のため臨時休業致します。
明日は定休日となっておりますので、
誠に恐れ入りますが、
13日(金)以降のご来店をお願い申し上げます。

                                       +PLAN   

K様発注しました

ログハウスを建てられたK様のシェードの発注書です。
現場打ち合わせ時にシェードのチェーンの長さを気にされていました。
当店ではチェーンの長さは一台ごとに全て指定しています。
(一般的にはしていません)
何も書かないと仕上がり丈より短く出来てくるのですが、
これだと加工中に幕体がチェーンの輪っかに乗っかってしまい、
斜めになってしまうことがあります。
そこで、基本的には仕上がり丈よりちょっと長めです。
細かいことですがストレスなくお使い頂けると思います。
 
注意点の多いログハウスですが、
こちらもその一つ。
ログとログの間はビスを打てませんので、採寸時にきっちりチェック。
細かい部分も気にしながら発注致しました。
 
 

ペアカーテン

打ち合わせにお付き合いをしていたお母様、
お嬢様の選んだ生地を気に入られてご実家にかけることになりました。
お嬢様はレース、お母様はドレープをシェードで。
住む場所は別々ですが、同じ風景を見ているかのような生地がかかります。
取付を楽しみにお待ちください。

2014年6月10日火曜日

サイズをデザインする

I様のカフェカーテンのサイズを決めています。
シンプルな作りですが、ヒダ倍率、仕上がり丈、耳立ての高さなど、
『決まり』がないだけに、作る際はあれこれと迷います。
以前、業界の大先輩に別のカーテンの件で質問した時にこんなことを言われました。
『サイトー君、サイズもデザインなんですよ♪』
この言葉は、その後ずっと僕のテーマになっています。
サイズを決めるというのは、
単に発注書に数字を書くことではなくデザインを決めることなんだということ。
そして、分からないからと簡単に聞かずに、調べて悩んで迷って決めてみること。
そのプロセスが無い限り何も覚えられないということです。
今回のカフェカーテン、
他のアイテムとのバランスと部屋の構成(外から見た時)によって高さを決め、
テイストの違いによって耳立ての高さを若干変えました。
ヒダ倍率も微妙に変えています。
良い感じで出来ると思います。
 
 

2014年6月9日月曜日

K様工事準備

既にレール先行工事をさせて頂いたK様の工事準備が完了しました。
私が現場打ち合わせを終えて店に戻ってきた時には、
既に出荷チェックを終えてスタッフがまとめてくれていました。
段ボールの上に置いてあるのはノベルティで差し上げているポケットティッシュケース。
東日本大震災で被災した南三陸町の復興支援活動の一つです。
小さな事しか出来ませんが、続けていきたいと思っています。

2014年6月8日日曜日

Y様発注しました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こちらは日本三大祭りの一つ、ヤマザキ春のパン祭りのお皿です。
最近、夜食に冷凍パスタの多い私が、
買いに行くのが面倒なので紙のお皿を洗って使いまわしている姿を見るに見かねて
スタッフが持って来てくれました。
 
店の方はブラインドやロールスクリーンをメインにした現場が続いており、
『メカ物祭り』のようになっています。

こちらはY様。
受注内容を何度も確認し、発注書入力して印刷する前に再度確認し、
印刷したものをさらに見落としが無いか最終確認して、
資料に書かれた情報を蛍光ペンでチェックしていきます。
10台分の特注品を受注するということは、
とても神経を使うことなのです。
決して馴れてはいけません。
 


2014年6月7日土曜日

N様工事完了しました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
全室メカ物をお選びになったN様邸です。
静岡のご両親に見ていたければと思いアップ致します。
メカ物はカーテンに比べると発注が簡単と思っている方も多いのですが、
実はそうではありません。
商品の特徴や窓の種類によって最適なサイズを決めるのは経験が必要です。
プリーツスクリーンは仕上がり巾を窓の内寸から4mm引くか9㎜か、
ブラインドの丈は仕上がり枚数が1㎝長いサイズと同じか短いサイズと同じか枚数を計算し、
昇降コードの収縮も考えながら最適な寸法を出しています。
全窓バッチリと決まっております。

R様プリーツスクリーン発注しました



吹き抜けに5台のプリーツスクリーンを取り付けるR様の
発注が完了しました。
出入り口のドアだけはお打合せ通り15mm。
網戸の枠が入っていますので、
ピッタリすぎると逆に操作がしにくくなります。
その枠で本体の両端が隠れることを活かして、
どこまで『甘く』しても大丈夫かを何度も考えながら寸法を決めました。
取付日を楽しみにお待ちください。
 

2014年6月5日木曜日

正解があるとすれば

縫製担当のart-k後藤です。

カーテンの柄位置

生地は十分にあり、あとは「どの場所で切るか」ボクの判断のみ。

出来上がりをイメージしながら色々な場所を想像する。
一番目立つ柄は上下どの位置?柄を上で切る?下で切る?上下均等に?
柄だけで無く芯地の位置や裾の折り返し、それに付随する縫い目の位置まで柄と照らし合わせる。

正解は1つじゃない。

正しい答えを導く成功の方法があるとすれば、お客様へお納めするという姿勢を持つこと、

そしてもう一つ。



この生地もイイね~(´¬`)


という、涎が出るほどの 好き度の高さ。
この湧き上がる情熱に勝るモノは無い・・・ハズ。


生地フェチですどーも。


N様プラン完成しました


厚木市のN様のプランを仕上げました。
ご希望のスワッグバランスをご予算の範囲内に入れるのは難しいかなと思いつつ、
でもやっぱり色々なプラン、生地で試算してみた結果でないといけません。
と同時に、N様にとってスワッグが象徴するものは何だろう?
と考えながら次のプランを考えます。
そうでないと、単なるご希望以下のプランになってしまうからです。
代替えではないプラン、出来ました。


2014年6月4日水曜日

M様発注しました

細かな縫製仕様はお任せ頂いたM様の発注をしました。
リビングのこちらのレースは、ジョイントありのウエイト巻ロックです。
小さな出窓にも使いますので、
丈に対する折り返し分が大きいとバランスが悪いため、
大きい窓も同じ裾仕様にしました。
上部の山は小さい出窓はフックも少し小さめのものを使います。
 

子供部屋のレースもウエイト巻ロックです。
こちらはロックに使うウーリー糸を柄の色に合わたピンクで作ります。
 
その他、1.5倍・2倍ともに価格が同じ窓は柄の大きさや特徴、
他のカーテンとのバランスも見ながら慎重に決めさせて頂きました。
素敵なお部屋になると思いますので楽しみにお待ちください。
 


T様発注しました

当店のご提案(http://plusplan.blogspot.jp/2014/05/t.html)でご注文を頂いた
T様の発注をしています。
お見積もりの時点で、
シェード、カフェカーテン、カーテンの3種類を1巾で作り、
それぞれに合う柄位置と柄合わせ分も考慮の上で要尺を計算していますが、
これを加工所さんに分かるように伝えなくてはいけません。
口頭では無理ですので、このように割り付け図を書いて送ります。
それでも受ける側はそれまでの過程を知りませんし、
生地の現物も見ていませんので、不十分だったりします。
一発勝負のオーダー品を作るという事は、それだけ神経を使う作業なのです。
あ、携帯が鳴ってる(笑)   
*ただ今深夜1時です
 

2014年6月2日月曜日

2つの窓を完璧に仕上げるという事
















畳スペースが一段上がった横並びの掃き出し窓にカーテンを付ける場合、















エアコンを業界最小の富士通にして梁と入隅の間に入れて装飾レールを付けるか、
お客様ご希望のダイキンにして梁下に付ける代わりに機能性レールにするかを相談し、
ダイキンになったので、僕はダイキンのお客様相談窓口に電話して
本体高さとスラットが下がりきった時の寸法と壁からの出幅を確認して
レールの取付位置を決め、
















レースはドレープの柄に合わせて横使い縦ストライプを縦取りにして
横ボーダーにする提案をして、
発注書を書くとそれを見たアートケイさんから位置関係を確認する電話がきて、
段違いにならないように『上から柄合わせ』をしてくれて、






























裾のボーダーは柄位置を合わせるのではなく、
違和感がないようバランスを取った方が良さそうという
ゴトー君の提案でバッチリ収まり、





























タッセルはお好みで選べるようにボーダーと無地部分が裏表になるように柄取りされています。

2つの窓を完璧に仕上げるというのは、とても大変です。