2013年8月19日月曜日

下地探偵

採寸に行ってきました。
ピタッと足が止まったのがこの窓。



 
窓枠上から天井まで32㎜あるのでLTじゃなくてNTブラケット?という話ではなく、
「いかにも廻縁が入りますって寸法だよなあ。天付オンリーかなあ」という心配。
基本、天井と壁の際はボードを受ける桟が入っているので、
斜め打ちすれば効くのですが、窓枠のチリ(出っ張り)が多いのが気になります。
その分、前に出さないといけません。
 
で、ボードのビスを見ます。
















これだけキレイに縦横が揃っていると、
どっちの方向に野縁(天井の桟)が走っているのか分からない(笑)。
う~ん…こまったなあと思ってさらに凝視。
すると…ん?と目に留まったのが墨だしの鉛筆の跡。
ボードの境目の一番上のビスの間に書いてあるのが分かりますか?
これはボードで蓋をした後、桟のある位置にビスを打てるように
事前に大工さんが書いたマーキングです。
ボードの境目に桟があるなら不要のはず。
端に沿ってビスを打てば良いのですから。
ということは、写真だと横方向に桟が走っているということです。
この桟はそのまま先程の窓に直角にぶつかります。
追いかけていくと、ブラケットを止める位置との問題もなさそう。
と言う事で、レールを前に出しても天付OKという結論になりました。
 
そろそろ山村紅葉と共演して、
「京都湯けむり下地探偵」なんてドラマもやれそうな気がする(笑)

 


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