2013年6月17日月曜日

小さな違いが重要です

レースの掛け替えの現場です。
採寸時に今ついているレースを拝見すると
山の裾だけを「叩く」縫製仕様になっていました。















無地のボイルレースですが、裾はウエイト巻ロックではなく折り返し。
「ちょっと長いな」と思って測ると12㎝ありました。
お客様と相談の上、
山に関しては今と似た仕様、裾は同じ仕様で作ることにしました。
あまり一般的ではない作り方ですが、
このレースとお部屋に合った方法だと思います。
お客様は特にこの仕様にこだわりはありませんでしたが、
これを作った方にはきっとあったはずです。
「色々考えてくれてたんだね」
そう思って頂けて私も嬉しくなりました。
小さな事かもしれませんが、こうしたことが全体に大きく影響するんですよね。

今日納品したレースです。
山はフレンチプリーツで。
















裾は12㎝の折り返しです。














何の違和感もなくお客様に受け入れて頂けました。


お客様の玄関にはバラが咲いていました。
バラもまた、僕には皆同じに見えても、
好きな方にとっては小さな違いが大きい花なのでしょう。

 
 
そしてこの方 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10108680975 は
小さな違いに気付かなかったんだろうなあ。
(多分、「朝」を消し忘れたんだと思うんですが…)


 
 

 
 
 

 
 
 




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